2023-07-08

ほくほくの生活ごみ事情①生ごみはコンポスター☆

外食が多かったほくほくですが、人が集まって料理をすることが増え、生ごみも増えました。

ほくほくで出る生ごみはほくほく周辺のゴミ収集日と合わないので、持ち帰っていたのですが、車の中に水気がある生ごみ入りのゴミ袋を持ち帰るのはあまり気持ちのいいものではありませんでした。

現在はコンポスターが大活躍です。

コンポスターの導入は、斎藤健一郎さんが名古屋本社にいた時からの知人で幼児教育家の中島澄枝さんの発案です。使われていないストッカーを草取りの時に見つけ、これをコンポスターにしたらちょうどいいじゃないかと考え、佐藤博士さんとストッカーの底を抜いて作ってくれました。

コンポスター制作中
ストッカーの底を切り抜くだけの即席コンポスター

とても好調で、2年間使ってもなかなか堆肥が貯まりません。生ごみの投入量が一般家庭より少ないこともありますが、生ごみのほとんどは水分と炭水化物なので、大半は分解されて消えてしまいます。

堆肥、コンポスト、コンポスターで調べると色んな流儀や商品が出てきますが、基本は土に埋めるだけで大丈夫です。ほくほくではコンポスターにぬいた雑草や生ごみがたまってくると、コイン精米器から米ぬかをもらってきて投入しています。

生ごみに含まれる水分が、燃えるゴミを燃えにくくする原因になっているので、コンポスターはエコ化にとても役立ちます。

■コンポスターを使ってみたい方へのアドバイス

米ぬかがあると土中にいる乳酸菌や酵母、こうじ菌などの有用菌が集まってきて増殖し、一気に発酵してくれます。こつは、米ぬかが固まりにならないように分散することと、あまり大量に入れないことです。発酵のスピードは早くなりますが、なんとなく発酵臭がします。時々、鍬で攪拌して空気をいれてやると均一に分解されていきます。

私はマンションのベランダでミミズでコンポストやっていましたが、出来た堆肥の使い道がなくて困ったことがあります。

ほくほくでは、たまたまあった古いストッカーをコンポスターにしましたが、木や竹で囲いを作ってやれば、コンポスターそのものもやがて土に還ります。コンポスターそのものの材料にもこだわってみてはいかがでしょうか。

■ほくほく利用者へのアドバイス

コンポスターに入れるのは野菜や果物のくず、珈琲のガラ(ペーパーフィルターも)、魚や鳥の骨、それから雑草や落ち葉をいれます。腐敗臭がするので、生ごみはできるだけ水を切ってから投入してください。
コンポスターへの投入NG品は樹脂や金属はもちろんのこと、4つ足動物の骨、貝殻です。貝塚から出て来るものは、分解されないからで、これをコンポスターに入れてしまうとどんどんたまってしまいます。(川合英二郎)

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