オフグリッドの研究者がほくほくに!
2023年11月24日、こんなメールがやってきた。

脇坂先生からのメールの一部です。
メールの送信者は、オフグリッド住宅の研究者、
静岡理工科大学の脇坂圭一先生でした。
早速、脇坂先生をgoogleで検索すると、脇坂先生の
研究室のブログが上位に出てきます。
名立たるエコハウスに足を運び、専門家でなくても
わかるように優しい言葉で紹介しています。
「これは手強いな」
パソコンのモニターを食い入るように見ていた僕は、
猫背気味の背中がゆっくりと伸びていくのを感じました。
見学に来てもらっても、ほくほくの図面を見せ、
温熱環境を体感してもらうだけでは、あまたある
素晴らしいエコハウス事例に埋もれてしまいそうです。
そこで、設計者として脇坂さんには、施工の大切さを
知り尽くす梶原建築の梶原さんをぶつける、
(梶原さんをぶつける=梶原さんに丸投げ)

梶原さんの説明はいつも熱く、厚い。
研究者としての脇坂さんには、生活感と体験を
ぶつけようと思いつきました。
例えば、薪ストーブ、薪ボイラーがオフグリッドに有効と
言ってしまえばそれまでです。
実際にチェーンソーで木を切り、薪を割る。
割った薪に自分で火を着ける、
薪ストーブで料理を作って食べる、

ほくほく周辺を散策。なぜかは秘密です。
そして薪と太陽で沸かしたお湯のシャワーを
浴び、宿泊してもらう
というプランが流れるように頭に浮かびました。
それから、チームシェルパにも行ってもらうと、
また違ったオフグリッドやエコハウスのアプローチを
感じてもらえると考えました。チームシェルパには
竪穴式住居という究極のエコハウスがありますから。
そうして、脇坂先生一行のおもてなしプランに
チームシェルパがさらっと加えることになりました。

さらっととは言ったものの、どっぷり朝の野球にも参加してもらいました。
本音を言えば自分たちが楽しいこと、やりたいことを
並べただけのおもてなしです。果たして喜んでもらえたの
でしょうか。
2023年12月17日、18日の2日間、脇坂先生と学生の戸塚俊汰さん、
築地颯さんはほくほくにやってきてくれた体験記は、
ぜひ脇坂先生が研究室のブログをぜひご覧ください。 (川合英二郎)
チームシェルパ@北杜
エコハウスほくほく1日目
エコハウスほくほく2日目
コメント2件
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脇坂先生 コメントありがとうございます。
戸塚俊汰さん、築地颯さんは学んで卒業し、また新しい学生がやってきます。その時にぜひまた新しい学生を連れてきてください。先生が面倒であれば、学生だけでも。もちろん戸塚さん、築地さんがまた来たいと言ってくれたら、それも大歓迎です。
2024年エコハウス大賞で”オフグリッドな我が家”でNEXT創エネの家賞受賞のカメプランさんもほくほくにやってきて、交流が出来ました。
東京というグリッドに囲まれた街で、オフグリッドを研究する建築家の有志グループを作って、交流会をやっていますので、機会があれば脇坂先生都合つけば顔出してください。
川合さま、ご無沙汰しております。なんと、こんな記事があったとは!?その節は大変お世話になりました。エコハウスほくほくさんの宿泊体験を通して、体感として、身体として、目指すところを感じることができました。神々しい八ヶ岳の朝焼け、ピリッとした空気の中でのラジオ体操、梶原さんの熱いご説明、いずれも私、学生の記憶に強く残っております。様々なオフグリッド住宅への訪問の成果を取りまとめて発表できるよう精進いたします。また、お会いしましょう!!