2024-09-04

クローズアップ現代 地球沸騰化時代を見て

台風10号が、たくさんの雨とほんのちょっとだけ秋の空気を持ち込みました。
しかし9月に入ってなお猛暑日、真夏日が各地で見られます。

「家が暑い!どうする?地球沸騰化時代の住まい“断熱”の効果は」 高視聴率だったとか

さて、9月2日に、NHKのクローズアップ現代は、日本の家
は寒いだけでなく、暑いという内容でした。

登場していた専門家の人たちは、専門用語をできるだけ避け
言葉を選んで説明をしていましたし、実際のお住まいの
生々しい暑苦しさをサーモグラフを使って視覚化していた
ので、分かりやすかったのではないでしょうか。

熱中症は家の中で起きている。暑さを防ぐことは健康への
好影響であるばかりか、住み心地も改善する。

しかし、日本の住宅の7割は無断熱/低断熱。
家の中での熱中症を防ぐには、エアコンだけでは限界がある。

まず窓からの熱の侵入を防ぎ、できれば次に断熱強化もする
といいという構成でした。

 

専門家の一人、森みわさんが
「気密も大切」「結露とシックハウス」と言っていたのに
気づいた方もいらっしゃると思います。

気密は無視してはいけない大事な要素です。

NHKの再放送やNHK+でこの番組を改めてご覧になる
方は、ぜひここも注意して見て下さい。

分かりにくければ、ほくほくにメールで質問して
下さい。お時間いただくこともあるかもしれませんが
お答えします。

番組に登場していた、もう一人の専門家、
東京大学大学院の前正之准教授は
ほくほくに縁のある先生です。

ほくほくがNEXT創エネの家賞を受賞した
2022年のエコハウス大賞の審査員であり、
2023年にほくほくに来て、見学・体感・分析そして
ミニレクチャーをやってくれました。

リクエストがあれば、その時の前先生からもらった、
ほくほく分析資料をは見学説明会でお見せできるよう
に準備しておきます。

ほくほくでレクチャー中の前先生

ほくほくは山梨県北杜市、標高約600m。涼しそうな
イメージですが、しっかり暑いです。

リノベ前のほくほくは斎藤健一郎さんの5アンペア生活の
延長上にあったので、エアコンは無く、
夏には室内35℃以上になりました。

今は30畳以上ある建物が6畳用のエアコン1台で涼しく
(26℃前後)することが出来ています。

この番組で言っていた、窓、断熱、そして気密の3つが
ほくほくにはそろっています。

しかも再エネ100%というところがいいですよね。

ぜひ、ほくほくまで足を運んでみてください。
(川合英二郎)

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内窓リフォ―ムをした方からの声
ほくほくの気密性能

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